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小さな入れ物

いろんな間違いをしてきたことにようやく気がついて、今必要なのは誰かの才能に嫉妬するんじゃなくて素直に自分の不出来を認めてそこから何ができるのかを考えること。
すごくすごくしんどい。
認めたくなんかない間違いだったと思いたくない、止まない後悔とここにある超えなければならないものの絶望的な大きさに動けなくなってしまうから直視したくなんかない。
「君は成功できないんじゃないかな、女だからね」と言われた時はこの人はなんてことを言うんだろうと笑うしかなかったけれど自分からその溝に落ちて行っている気がする。「女性の感性」という言葉は嫌いじゃない。でもそれが論理的思考能力の弱さに結びつかないと言い切れないことが怖い。
苛立ちは自分自身へ。
ただやり方が違っただけだと、ただ訓練が足りなかっただけだと、何よりも好きということが一番の解決策になるんだと、言ってほしいと思ってしまうのは確かに甘えてるかもしれない。もしかしたら一人でも大丈夫なんて言いながら一番誰かを必要としてしまっているのは私かもしれない。すごく傲慢に、相手のためにではなく自分のためだけに。そんな姿はすごく醜く見えると思う。
そういうことではないはずなのに、決断して進んでいくことと独りになることを同じに考えてしまう。まだそのバランスを取れないのはまだそのエキスだけを抽出できないのは、小さな入れ物しか持っていないのにいつもそこに満タンにしなければ、満タンにしても足りないくらいの、大きな大きな不似合いなものを追いかけてしまうから。
リヒターのアブストラクト・ペインティングに、リヒターさえも気がつかなかった何を見出すことができるのだろう。
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by rino_utg25 | 2006-01-25 02:39

「春になったら一緒にどこか行こうよ。」
空白を埋めるためだけに書かれたようなその一言が
でもとても嬉しかった。
マフラーをぐるぐる巻きにした真冬の肩先で
春の気配を思い出す。

「占いなんて一つも当たらなかったじゃない。」
なんて嘆いて去年を振り返ったりできない。
返ってくるのはただ沈黙だけだってことぐらい想像がつく。

それよりも
昨日に感謝をできたなら。

「今を精一杯生きることが大切よ。」
なんて言わないで。
それが一番大変に感じるんだって
伝えるにはもう時代が違いすぎるのかもしれない。

それよりも
あなたに止まないありがとうを伝えよう。

今どこにいるのか
これからどこに行くのか
まだわからなくても

どこかから
誰かから
あたたかさを戴けたなら、それは最高のご褒美になる。
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by rino_utg25 | 2006-01-07 22:23