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融点

今どこにいるの
今何を見てるの

信じれば叶うの
夢見れば届くの

欲望は持ち越され
手をのばしたら受け止めてくれるの

どうしてそこにいるの
どうして遠いの

一秒でも長く視線を留めて
一言でも多く聞かせて
この道は何ブロック先までも続いているし
私はどこまでも歩くから






嬉しいことや楽しいことは長くは続かないと気がついたのはいつだろう。
胸弾むような期待感には無理やりフタをして用心する。
無防備に期待しようものならその反動は大きい。
嬉しいことも楽しいことも待ってなんていないと言い聞かせる。
なんて悲しいことだろうと思う。
でも一つの術だと思う。
少なくとも、冷静を装って最低限の現状維持だけは守ることができる。

すれ違ったときは、何もなかったように明日を始める。
落胆した日は、無防備に抱いた期待を言い訳にする。

得られないものだとわかっているときは、冷静さだけが唯一の武器となる。
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by rino_utg25 | 2006-11-10 23:37

「機」について

「時」が指の間からこぼれ落ちていく

春も夏もただ通り過ぎていっただけなのに
秋だけは尊いふりして染み込んできて
その早さを気づかせるなんて

今唯一手のひらに見つけたものは
あなたのその眼差し
どうしようもなく彼方にあるもの

「時」が指と指の隙間からこぼれ落ちて去るみたい

「機」が確かにあるとして
手の内に「時」を取り戻せるのなら
信じて待ってるよ
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by rino_utg25 | 2006-11-01 00:58