絨毯

足元に、ほのかに淡いピンクの絨毯。

すべてを見たいわけじゃない。
遠くから、隙間から、こっそり眺める。それで完璧。
痛みも苦しみもなく安心して眠れる。
あるのは、ほんの少しの倦怠感と浮遊感。

でもだからと言って、
がむしゃらに向き合い、悲しみも喜びも共にするダイナミズム。
コンクリートの曲線みたいだ。


7階の窓から見下ろす足元に、満開の桜の絨毯が広がっていた。
すべてが見えているわけではないけど、見たくないものが見えてしまったときの
対処の仕方を知らずにいる。

絨毯が風にゆれる。
足元がゆれる。
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# by rino_utg25 | 2008-04-07 23:20

memory

待って待って待ってようやく鳴った着信音を聞いたとき、
ものすごく疲れていたことに気が付いた。

風が強くてとても寒くて、
誰もいない道でひとり、
5時を過ぎたらもう辺りは暗くて、
今日は誰とも話していない。

信じられるものがある?
遠い時間。
誰の上にも平等に流れる。
知ってる。
そこから出られないこと。

無口な人の目が語る饒舌な真実らしきものなんて聞きたくない

いつもの携帯がなんだか重たくて、
抱え込んでそのまま眠った。

繰り返し見る夢
銀のフルートがぐにゃりと曲がる


今日はドーナツを買い込んで、
1回笑って3回泣いた。
思い出せない言葉が増えた。
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# by rino_utg25 | 2008-02-18 23:50